筋トレをしている人は、筋肉量を増やしたかったり減量をしたかったりとさまざまな思いがあって日々トレーニングに励んでいることでしょう。
筋肉をつけるためには適度な負荷がかかる筋トレと栄養バランスの良い食事、質の良い睡眠が大切になってきます。
その中でも食事が身体に与える影響はとても大きく、特に筋肉をつけるためや減量をしたい場合は少なからず食事制限をしなければなりません。
食事制限中でも食事と食事の間はお腹が空いてしまいますよね。
小腹がすいたときに最適なおやつがゆで卵なのですが、今回は筋肉量を増やすときに最適なゆで卵について詳しく見ていきましょう!
筋トレに最適なおやつはゆで卵!
筋肉を増やすためや減量をしている人は、食事制限と併用することで大きな効果が得られます。
朝昼晩と3食の食事を見直してバランス良く食べることで身体にとても良い影響を及ぼしますが、合間に小腹が空いてしまってそれがストレスとなることもありますよね。
しかしここで甘いものや脂っこいものを好き勝手に食べてしまうと、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
特に朝食を食べてから数時間経った朝10時頃と、夕方の15時前後に食べたものは脂肪になりにくいと言われていますが、食べるものによっては注意が必要です。
筋トレをしている人やダイエットをしている人に最適な間食としてゆで卵が推奨されているのですが、ゆで卵には一体どのような効果があるのでしょうか。
筋肉量を増やすためにゆで卵が最適な理由
今やスーパーのみならずコンビニでもゆで卵が販売されていて、どこでも気軽に食べることができますよね。
適度な大きさで腹持ちも良いことから、健康を考えている人から絶大な人気を得ているゆで卵ですが、筋肉に良い理由を1つずつチェックしていきましょう。
良質なタンパク質を含んでいる
ゆで卵は大きさによっても異なりますが、タンパク質が約6~8g含まれています。
成人に必要な1日のタンパク質の摂取目安は体重の1~1.5倍と言われていて、筋トレや激しい運動をする人は2倍程度摂取する必要があります。
また、まとめてタンパク質を摂っても吸収しきれなかったものは脂肪として蓄えられてしまうので、3食の食事で分けて摂る必要があります。
1食約20~25g前後のタンパク質を摂ることが一番良いですが、食事で補いきれない場合は間食でタンパク質を摂るといいでしょう。
タンパク質が摂取できる間食として人気なのがゆで卵です。
また、身体に必要な必須アミノ酸がバランス良く配合されている食品につけられるアミノ酸スコアの値は100となっています。
このアミノ酸スコアが100の食品は良質なタンパク質を含んでいるという証拠ですので、ゆで卵から筋肉に必要な栄養素の多くを摂ることができるのです。
筋肉に必要なビタミンを含んでいる
ゆで卵はタンパク質の他にも以下のような豊富なビタミンを含んでいます。
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB群
- 葉酸
- パントテン酸
- ビオチン
また、その他身体に必要なミネラルも含まれており、とても優秀な栄養食です。
筋肉に効果的なだけでなく、美肌効果や美髪効果などの美容面での効果も期待できます。
簡単な調理で気軽に食べられる
卵は調理法が豊富なので、ゆで卵以外でもさまざまな調理法があります。
その中でも一番手軽に調理できるのがゆで卵で、殻のまま沸騰したお湯に入れるだけで出来上がり、殻をむいてそのまま食べることができるのが特徴です。
手間をかけずに気軽にタンパク質を摂りたいという人は、ゆで卵として食べることをおすすめします。
ゆで卵を食べるタイミングとおすすめの食べ方
良質なタンパク質やビタミン。ミネラルなどを豊富に含んだゆで卵ですが、筋トレをしている人にとってはどのタイミングで食べるのが効果的なのでしょうか。
また、おすすめの食べ方についてもご紹介していきますので、食べるタイミングで悩んでいる人や食べ方のレパートリーを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ゆで卵を食べるタイミング
ゆで卵を食べるタイミングとしては基本的にはいつでも大丈夫ですが、トレーニングや運動をする直前に食べてしまうと消化している最中に動いてしまうので、消化活動が正常に行われずに消化不良の原因となってしまいます。
トレーニング前に食べるのは活動のエネルギー源となりますが、最低でも1時間前には食べ終わるようにしましょう。
トレーニング後はタンパク質を30分以内に摂ると筋肉の修復や増強をサポートしてくれますので、筋肉量を増やしたいのであれば筋トレ語に食べるようにしてくださいね。
おすすめの食べ方
ゆで卵は茹で加減によって得られる効果が変わってきます。
半熟卵
沸騰したお湯に入れて7~8分後に上げることで黄身に生の部分が残る半熟卵に仕上がります。
腹持ちは固茹でのゆで卵には劣りますが、栄養吸収率は最も高い食べ方となっています。
タンパク質の吸収率は半熟卵の場合は91%となっており、筋肉をサポートするタンパク質とビタミンを最大限に摂取したい場合は半熟卵にして食べると良いでしょう。
固ゆで卵
沸騰したお湯に入れて10分ほどで上げると、黄身までしっかりと固まったゆで卵が出来上がります。
食べごたえがあって腹持ちが最も良いのが特徴で、持ち運びにも適しています。
しっかりと茹でることによって賞味期限が近い卵も使用することができますが、消化に時間がかかるのでトレーニング前に食べるのはあまりおすすめできません。
トレーニングの食事内容に組む込むか、間食として食べるのが良いでしょう。
まとめ
今回は筋トレをしている人のおやつに最適なゆで卵について解説しました。
スーパーやコンビニでも手に入れられて、調理にも手間がかからないのがメリットでもあります。
また、トレーニングの負荷によって傷ついた筋肉の修復にも必要なタンパク質を、1個あたり6g前後含んでいて良質なタンパク質として摂取できます。
タンパク質を多く含むものは調理に時間がかかってしまったり持ち運びが難しいものも多く、気軽にに食べられるという面で見ればなかなか食べにくいですよね。
しかしゆで卵は気軽に食べられて、間食にも適しているので筋肉をつけたい人以外でもダイエット中の人にもおすすめの食材です。
この機会にゆで卵を食事にプラスしたり、おやつとして食べてみたりしてくださいね。