筋トレをしているのに、思った以上に効果がでない…そうお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。せっかく筋トレをするのであれば、早く効果を感じたいと思うのは当然のこと。頑張っているのに成果が出ない理由は、もしかすると朝食にあるかもしれません。
実は筋トレと食事の関係性は深く、特に気を抜きがちな朝食が重要です。あなたは朝ごはんをちゃんと食べていますか?
この記事では、筋トレでより高い効果を得るために知っておきたい朝食についてご紹介します。
筋トレをしている人は朝食を食べるべし!
筋トレをする目的にもよりますが、特にダイエット目的で筋トレをしている人の場合、『食べない=痩せる』というイメージから、食事を抜いたり減らしがちです。
それ以外にも元から朝食は食べずにコーヒーだけ。という方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも実は、筋トレで鍛えたい方も、痩せたい方も朝食は積極的に食べる必要があります。
というのも、眠っている間に何も口にしていない身体は、感じている以上に水分や栄養素が枯渇している状態だからです。
そのため、朝食を食べずに過ごしてしまうと、身体がたんぱく質を始めとする栄養素不足となり、せっかく筋トレをしても筋肉の生成が遅れてしまいます。つまり、筋トレ効果が出ない原因となってしまうわけです。
また、朝食に限らず3食きちんと食べることは、間食を防ぎ最良な健康習慣の基本中の基本です。
身体のために、朝食はきちんと食べるべきなのです。
朝食を食べるタイミングはいつ?
朝に筋トレをするという方は、『朝食はいつ食べればよいの?』と朝食を食べるタイミングについて疑問に感じるでしょう。
朝食を食べるタイミングについては、そもそも筋トレをする目的によって異なります。
それぞれの目的に合わせたタイミングで食べるようにしましょう。
筋肉増強目的
筋肉量を増やすために筋トレをしているのであれば、トレーニング前に朝食を食べるのがポイントです。前述したように、栄養素が不足した状態で筋トレをしても、筋肉が分解されてトレーニングの効果が発揮できないからです。
ただし、朝食後すぐにトレーニングを始めると、食べ物の消化ができず血液循環が悪化するのでNG.朝食後最低1時間は空けてトレーニングをするようにしましょう。
ダイエット目的
ダイエット目的で筋トレをするのであれば、朝食を食べる前のトレーニングも問題ありません。
空腹時には成長ホルモンの分泌が活性化され、脂肪が分解されやすくなるからです。
ただし、前述したように筋肉の分解が始まってしまうこともあるので、空っぽの状態ではなく、プロテインや牛乳、豆乳などを補給してからトレーニングを始めるようにしましょう。
筋トレ中に食べるおすすめの朝食選
朝食を食べるタイミングはもちろんのこと、皆さんが最も悩まれるのが朝食に何を食べるか、ということでしょう。
朝からガッツリは食べられない、かといってせっかく食べるのであれば筋トレ効果UPさせられるものを食べたい。そんな方必見の、筋トレ中におすすめの朝食をご紹介します。
その1:ヨーグルト
ヨーグルトにはたんぱく質と糖質、乳酸菌などがバランスよく含まれていて、朝食に最適です。腸内環境改善効果もあるので、免疫力がUPし、元気に活動することができます。
さらに、固形物ではないので、起きたての内臓に負担がかからないという点もポイントです。
デザート風のものでなく、プレーンヨーグルトやフルーツが入ったものだと栄養価が高いのでおすすめです。
食欲のない朝にもヨーグルトはピッタリですね!
その2:卵
優れた栄養価を誇る卵は、筋トレ中の朝食に最適です。
そもそも卵は完全機能食品とも言われていて、朝食に限らず筋トレ中に食べるべき食材です。
朝食の場合、油を多く含んだレシピは胃に負担をかけてしまうので、ゆで卵にして食べるのがおすすめです。
その3:鶏ささみ
卵と同様、筋トレ中の食事に勧められている鶏ささみは、朝食にも最適です。
スポーツ栄養学において鶏ささみは、良質なたんぱく質源として推奨されているほど。低カロリー高タンパク質なので、ダイエット中の脂質過剰摂取を押さえることもできます。
ただし鶏ささみに全ての栄養素が含まれているわけではないので、可能であれば、ささみと一緒にたんぱく質・ビタミンや食物繊維が豊富なブロッコリーを食べると栄養バランスがとれておすすめです。
まとめ
筋トレと朝食の関係性と、おすすめの朝食についてご紹介しました。
体質やその日の体調にもよりますが、筋トレ中にしっかりと朝食を取ることはとても重要です。
筋トレをして筋肉を鍛えたい方も、筋トレで脂肪を燃やし痩せたいという方も、朝食を抜くのではなく適切なタイミングで適切な朝食を食べることがより効果UPのカギとなることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひこれからは、最適な朝食でより良い筋肉を作っていきましょう!